元奨学生の今を紹介!ルーベン・ムワンギ君

2009年から2013年までKETESの奨学金支援を受け、カレッジを卒業。
今年9月から 大学に進学予定。
また自分がストリートチルドレンだった経験から、
ティカにてスト リートチルドレンをサポートする団体を立ち上げ活動中。
そんな大活躍中のルーベン・ムワンギ君を紹介します。
【彼の生い立ち】
◆幼少期
アルコール依存症の父親と病気の母親のもとで5人の兄弟とともにティカで生活。
⇒貧しさからストリートへ、それから5年間ストリートチルドレンとして生活
◆更生学校時代(2004年から2009年)
ストリートで保護されたのち、ゲタスル更生学校を経て、オザヤ更生学校に送られる。
こ こで当時のKESTES委員でオザヤ更生学校に派遣していたJICAボランティアの中野元隊員に出会う。
◆セカンダリースクール(2009年から2013年)
2009年に施設を出た後、KESTESの支援を受けてセカンダリーへ。
なんとKCPEは335点と高得点!!
入学したセカンダリーでは4年間更生学校出身ということで、友達が出来ない生活を過ごす。
セカンダリー卒業後は学費を稼ぐために本を書いた他、警備の会社を立ち上げてストリートの比較的年上の子供に警備の仕事を与えています。(現在は4名を雇用)
◆カレッジ(2013年から2014年)
ビジネスマネージメントを学ぶ。
◆大学(2015年9月~)
ビジネスマネージメン専攻
◆現在
Street Children Foundationという名でグループを立ち上げ、
20人程度の学生ボランティアと一緒にティカのストリートチルドレンの支援を行っている。
毎週土曜日に食事、洋服、せっけんなどを提供し、カウンセリングも行っている。
将来の夢は子どもの家を作り、ストリートチルドレンに安全で暖かい場所を提供したいと頑張っている。
【KESTESに対して】
彼はKESTESにとても感謝していました。
KESTESの支援を受けて、セカンダリーを卒業できたことで今の自分があると言っていました。
また、KESTES委員であったボランティアに接することで触発され、過去の自分もそうであったように、ストリートチルドレンに対する支援を誓ったそうです。
具体的にはストリートチルドレンを保護する施設を作る予定で、すでにそれに向かって動き出しています。
施設の場所を押さえており、寄付を募りながら、また大学で学びながら夢の実現に向けて動いています。
【彼と会って思ったこと】
ボランティアの活動の意義は隊員によって色々と異なるかと思います。
ただ、隊員に触発され、素晴らしい人生を力強く歩んでいる彼にとても感動し、KESTES委員としての誇りを改めて感じました。
私たちの支援している奨学生の数は多くないかもしれませんが、そんな中でもケニア社会を少しでも良くしたいと孤軍奮闘している奨学生がいることを知ることが出来たのは、とても意義があることだと思いました。
平成24年度3次隊
藤本健司
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